シンバファームのブログ

トマト農家から見た、飛騨高山の人と自然を書く

ビニール張り

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今日からビニールを張りたいと思います!

 

飛騨高山は、冬の間たくさんの雪が降るので、ハウスのビニールを、かけっぱなしには出来ません。

栽培終了したら、ビニールをおろし、春になったら、また掛けるのです。

 

張り方は、その家のやり方があるので、面白いです。他の方のやり方を見ていると勉強になります。

新葉ファームでは、ハウスの横サイドから、反対側へロープでたくる(引っ張る)方法で、ビニールを張ります。

色々なやり方を試しましたが、一人でビニールを張るには、時間は掛かるけど、この方法が1番いいかなぁと実感しています。

「風」

この作業、風が大敵です。

朝早く、日の出頃は、風が吹いていません。

ビニールも掛けやすいのです!

 

農家さんは、前日に準備していて、早朝にアタックをします!!

1日に10本以上のハウスのビニールを掛ける農家さんもいます。

凄いです!

 

僕は一人でビニールを掛けます。

頑張って、1日3本くらいでしょうか?

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今や農業は進化していて、換気すら自動で、出来るハウスがあるっていうのに、こんな原始的な方法で、ビニールを毎年掛けたり、下ろしたりしているのです。

この作業だけでも、かなり時間がかかります。

ちなみに、写真の地面に生えているのは麦です。

前回記事で上げた麦からは、15cmほど伸びました。

 

shinba-farm.hatenadiary.com

 

 毎年、このビニール掛けの作業を写真とか動画とれたらいいなと思っていますが、油断すると、微風でもビニールが落っこちてしまうんです。

この写真が今の精一杯です。

あっ。

見にくいですが、ビニールが膨らんでます。

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急いでマイカー線という黒いビニール紐を反対側へ渡し、杭に結んで、固定して、ビニールが掛けが完了です。

さぁ、ビニールを張ってからが今年のスタートです!