シンバファームのブログ

トマト農家から見た、飛騨高山の人と自然を書く

トマト、引っ越し決定!

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トマト苗も大きく育ちまして、ポットでは狭そうになってきました。

いよいよ畑の本圃へ定植。

人間で例えるなら、家が決まり、引っ越しになります。

小さかった苗が、40日ほど、この育苗ハウスにいました。

 

当農園では、一つの苗から2本の主枝をとる、『2本立て』

という方法で栽培するため、苗のうちに枝を2本にするのです。

今年は早い梅雨入りに、スナップ対応で、トマトの世話が遅れたりと、慌ただしい春先でした。

早く植えないと。


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マルチを張って準備した畑。

太陽を良く反射して、眩しいです。

「いよいよかぁ。」

毎年のことなれど、引っ越し前後は気合が入ります。

飛騨は夜が寒いので、地温が大切。

早くマルチを張って、地面を温めます。

微生物がいる(はず)ので、水も散水して、準備を進めます。

 

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晴れたり、雨が降り過ぎたりと、変な梅雨になりましたが、

なんとか、大玉トマト『麗月』定植終わりました!!

 

この飛騨高山の産地は、400件前後のトマト農家がいるそうです。

80代でも現役バリバリの方もみえるし、20才の若手までほんとに色々な人がトマトを作ってます。

大きな産地だからこそ、助け合いも出来る。

でも競い合いもしなきゃいけません。

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今年も頑張ってトマト作ります🍅

負けないぞー!!