シンバファームのブログ

トマト農家から見た、飛騨高山の人と自然を書く

ツルが伸びてきた

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畑にお引越しして、二週間。

スナップエンドウは、順調に大きくなってきています。

ここ数日毎晩寒くて、朝畑へ行くと真っ白になってました。

霜が来たんですね。とっても心配でしたが、

よく耐えて大きくなってます。

偉い!!

 

寒さに耐えて、小さかった、葉っぱが伸び、つるも伸びてきています。

伸びてるってことは、とりあえず根っこも順調に伸びてるということも確認できます。

豆科の植物は、こうやってつるを伸ばし、色々なところに絡みながら、体を支えて、横に上にと、伸びていきます。

でも残念ながら、この品種のスナップエンドウは、自分のツルでは体を完璧には支えれないらしく、補助をしないとダメみたいです。

 頑張れ、スナップ!!

 

 

もう少し大きくなったら、ひもを張っていく、誘引作業をします。

このスナップえんどうは、こう見えてとても肥料が必要です。

大食いファイター並みに肥料を食べます。

面積当たり、トマトよりも肥料が要ります。

 

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普通、マメ科の植物は「根粒菌」といって、空気から「窒素」を土の中に固定化する菌が一緒に住み着いて、植物を助けてくれるので、肥料は少なくて済むのですが。

この短期栽培では、この根粒菌は住み着かないので、肥料がたくさんいるのです。

人間でいうと、「根粒菌」はご飯を作ってくれる寮母さんのようなイメージでしょうか。

 

 

とはいえなんでも過剰はよくないので、よく見極めて肥料をあげる。

それが農家の仕事。育て親の仕事です。

「おいしい」を求めて。

毎年違う顔を見せてくれる植物にどう答えるか。

今年も気合入れて取り組みます!!