シンバファームのブログ

トマト農家から見た、飛騨高山の人と自然を書く

陣屋朝市で見つけた!〜おらんとこの味〜

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こだわりをもった仲間や友達を紹介するコーナー!!

『新葉のオススメ』

今回は、観光でも有名な、高山陣屋前『陣屋朝市』に来ております!!

 

陣屋朝市では、たくさんの農家さんが自家野菜や、加工品を持ち寄って、販売されています。

その中でも一際目を引く、キレイな味噌と漬物の数々!

『おらんとこの味』のお店、古瀬さん。

数ある中の商品の中で、今回は、是非オススメしたい、絶品味噌の紹介です!

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みそ?

高山=みそのイメージが無い方が多いのではないでしょうか?

 

いえいえ、そんなことありませんよ!

冬になると、寒く、雪深いこの地域には、『保存食』として、元々みそや漬物などが、ソウルフードとして、根付いています。

そんなソウルフードを、もっと色々な方に食べてもらいたいと、古瀬さんが独自に商品開発に取り組み、出来上がったのが商品がこちら。

ご飯が、進むに進む、絶品『おかず味噌』です!

 

寒仕込み(かんじこみ)

みそは寒い冬に仕込まれます。

古瀬家では代々、受け継がれてきた、寒仕込みという仕込み方法。

寒い時期は、雑菌も少なく、じっくりと発酵させ、美味しい味噌が出来上がるからです。

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昔ながらの釜炊きにて仕込んだ、ふっくらとした大豆達。

自家用米に麹菌をつけ、発酵させていきます。

菌も生き物なので、仕込み中はつきっきり。離れることは出来ません

めっちゃくちゃ手間も、時間も掛かります。

それでも、釜炊きや、寒仕込みでの仕込むことにより、味のレベルが全く違うそうです。

 

みそソムリエ

みそソムリエとは、みそを味わい判別する実技試験や、講義を通して、認定された人のみに与えられる、みそのスペシャリストのことです。

古瀬さんは、そのスペシャリスト、『みそソムリエ』なんです!

みそのスペシャリストとなった古瀬さんが作る味噌は味、風味のランクが違います。

 

美味しいみそ

みその効能などを調べると、寝かせた方が美味しいという記事もみかけます。

しかし、寝る→年月を置いても腐りにくい。

腐らないようにするためには沢山の塩を使わないといけないそうです。

塩を入れすぎた味噌は、大事な風味や味も、塩にかき消されてしまいます。

 

古瀬さんが作る味噌は、可能な限り減塩し、素材の味と、風味を最大限に引き出した最高品。

10種類(季節限定有)という種類の多さも、どれもオススメです。

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みその色も、とてもキレイで鮮やかな色をしています。

ご飯に乗せて食べる前に、味噌自体を食べてみて下さい。

まず広がる味噌の風味と旨味。

そして混ぜ合わせた、他の素材の味も、負けずに感じ取ることが出来ます。

えごまみそは僕の一押しですが、どれも間違いない美味しさです。

混ぜ合わせる厳選素材は、みそを引き立て、またその素材の良さも味噌が引き立てるという、最高の相性抜群みそです。

 

朝市

朝市で売ってある商品も、景色も、目で見て、楽しめるのが、高山観光だと思います。

それでも、毎日食べたいおかず味噌。

古瀬さんのみそに興味がある方がいたら、こちらから、チェックしてみて下さい。

https://poke-m.com/producers/317012

 

直販もいいけど、お客さんと直接話せるのも、朝市の楽しみだと話す古瀬さん。

是非、陣屋朝市へお越しの際は、『おらんとのこ味』の古瀬さんのお味噌をチェックしてみて下さい!

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