シンバファームのブログ

トマト農家から見た、飛騨高山の人と自然を書く

新しい道を切り拓く〜まるかじり農園〜

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こだわりをもった仲間や友達を紹介するコーナー!!

新葉のオススメ

今回は、僕の盟友であり、友達であり、ライバルとして、競い合い、助け合ってきた、大事な仲間。

まるかじり農園』さんへ伺ってきました!

 目次

 

 

まるかじり農園

僕のWikipediaのような存在の、まるかじり農園石垣くん

色々な情報を、しっかり収集していて、いつも相談に乗ってもらいます。

そのまま、まるかじりできる

その精神が農園の名前の由来であり、まるかじりできる『安心』『美味しい』『鮮度』を掲げて、精進しているそうです。

まるかじり農園さんでは、大玉トマト『麗月』を主体に作っています。

この品種は、最近導入されてきたトマトなんですが、いち早く着目し、栽培。

「この品種のトマトいいよ!」

と情報を、僕にもくれました。

情報のアンテナが素晴らしいです!

 

新しいことに挑戦

苗を見る、まるかじり農園さん。

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新しいことに毎年チャレンジしていて、常に効率アップを考えています。

今回はその内の一つをご紹介。

この地域は、トマトの育苗をポットでやるのが一般的ですが、今年はトレー育苗に挑戦しています。

これにより、育苗の時間を短縮出来るそうです。

スタッフの方と、苗の様子をしっかりと見ています。


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彼は冬の農閑期には、酒作りの手伝いに行くようで、その酒蔵の杜氏さんが、夏はまるかじり農園さんへ、手伝いに来てくれているそうです。

また冬には、美味しい飲み物と共に、酒蔵へと手伝いに行くことになったお話も、ご紹介出来ればと思っています。

 

まるかじりストーリー

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新規就農者である、まるかじり農園さん。

どんな物語があるんでしょうか?

「そもそも、服屋になりたかったんです。でも服屋って職業としての寿命が短いとも思っていて、例えば40代のおじさんに服薦められても20代の子は買わんでしょと。じゃあ経営者になって現場は早期リタイアして悠々自適に農業やろうかなって考えてました。今思うとクソほど甘いんですが笑」

そう語ってくれたのは、彼が高校の時の話です。

そこから進学し、大学へ。

 

「大学時代に飲食店でバイトしていたんですが、そちらで社員にならないか?と声が掛かりました。高待遇で昇級も早く飲食で上を目指そうと思い、社員になりました。バイトのシフト管理人件費管理求人飛び込み営業メニュー開発プレゼン仕入3年間色々なことを学ばせて頂きましたし、今につながることも多いです。
事故が無ければ今も続けていたかもしれませんが、通勤途中バイクで事故をしてしまい長期入院、長期リハビリが必要とのことで実家のある飛騨に戻ることにしました。」

 

そこで飛騨に戻って来たタイミングで、興味があった、農業の世界へ

彼とは同い年ですが、このタイミングで、初めて出会ったんです。

 

次世代へ

子供が産まれ、一才児の父ちゃんとして、毎日奮闘するまるかじり農園さん。

彼のTwitterは、ストレートかつ、ためになる内容満載です!

↓是非ご覧下さい♪↓

https://twitter.com/marukajirif?s=21

 

 

僕は彼と一緒に、新しい出荷先を切り拓く活動もしていますが、

彼には、本当に苦手な部分を補ったりして貰っていて、感謝に、感謝です!

次世代のために、『農業』の新しい可能性を今後も模索し続け、進化し続けるまるかじり農園さんを、今後も楽しみにしています。

是非次回は、まるかじり農園さんの取材時に『麗月』の紹介をさせて頂きます♪

合わせてお楽しみに!!

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